学年組別対抗戦 第三章 中

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ミリエル「大丈夫!?」 ヴァルス「・・・・大丈夫」 ミリエルに手を出して無事を伝える。 ツバサ「どうだい。俺のマイハニーは、カワイイだぼぁ!?」 ツバサがランと呼んだ女の子の肩に手を置いた瞬間、女の子の肘が鳩尾にめり込んだ。 ラン『行きなり何を言ってるのよ!!』 ツバサ「か、顔が赤いぞ。」 ラン『う、うるちゃいうるちゃいうるちゃい!!』 ツバサ「もうー、ランちゃんかーわいい!」 ラン『あ、うー!?』 照れ隠しで駄々を捏ねていたランだが ツバサに頬っぺたをツンツンされて顔を俯いた。 ヴァルス「・・・・なんか誰かさんたちに似ているような。」 ミリエル「?誰かいた?」 ヴァルス「まあ、いいか。」 自分の事だと気付いていなツンデレ一号(ミリエル)を見て、心の中で溜め息を吐くヴァルスだった。 ラン『それにしても私を呼ぶなんてね。』 ツバサ「まあ、後輩の力試しに、ね。」 ラン『・・・・近いの?』 ランの言葉にツバサはただ頷く。 ツバサ「もう一人出しておくよ。」 ラン『もしかしてアイツ!?』 ツバサ「まあ、ランの想像通りだけど。」 ラン『まあ、いいわ。時間を稼いでおくわ。』 ランは剣を構えた。
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