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ミリエル「大丈夫!?」
ヴァルス「・・・・大丈夫」
ミリエルに手を出して無事を伝える。
ツバサ「どうだい。俺のマイハニーは、カワイイだぼぁ!?」
ツバサがランと呼んだ女の子の肩に手を置いた瞬間、女の子の肘が鳩尾にめり込んだ。
ラン『行きなり何を言ってるのよ!!』
ツバサ「か、顔が赤いぞ。」
ラン『う、うるちゃいうるちゃいうるちゃい!!』
ツバサ「もうー、ランちゃんかーわいい!」
ラン『あ、うー!?』
照れ隠しで駄々を捏ねていたランだが
ツバサに頬っぺたをツンツンされて顔を俯いた。
ヴァルス「・・・・なんか誰かさんたちに似ているような。」
ミリエル「?誰かいた?」
ヴァルス「まあ、いいか。」
自分の事だと気付いていなツンデレ一号(ミリエル)を見て、心の中で溜め息を吐くヴァルスだった。
ラン『それにしても私を呼ぶなんてね。』
ツバサ「まあ、後輩の力試しに、ね。」
ラン『・・・・近いの?』
ランの言葉にツバサはただ頷く。
ツバサ「もう一人出しておくよ。」
ラン『もしかしてアイツ!?』
ツバサ「まあ、ランの想像通りだけど。」
ラン『まあ、いいわ。時間を稼いでおくわ。』
ランは剣を構えた。
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