学年組別対抗戦 第三章 中

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ヴァルス「白銀の世界に住まいし狼よ、我が牙に爪になりて駆け抜けよ。」 青のカードから青の光が柱のように上がる。 ヴァルス「聖なる巫女を守護せしものよ、その聖盾により万物を阻め。」 次に白のカードから白の光が柱のように上がる。 リーナ『おい、止めないのか?』 リーナはピクリとも動かないヴァルスとミリエルに聞く。 ヴァルス「・・・・」 ミリエル「・・・・」 しかし、二人は何も言い返せず唖然としている。 ツバサ「豪雷の谷住まいし、狩人よ、その手に持つ、弓を引き射ち貫く雷撃を放て。」 最後の黄のカードから黄色の光が柱のように上がっていく。 ツバサ【サモン!ベリアル、クロス、アルチェ!】 パチン!とツバサは指を鳴らす。 すると三つの柱が眩しく光を放った。 そして光が収まる。
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