学年組別対抗戦 第三章 中

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ツバサ「なかなかの出来だな。」 ツバサは凍りついているヴァルスに近づく。 ツバサ「これでヴァルスは、戦闘不能だな。」 吹き飛ばされたミリエルを見ながら言うツバサの目には「降参しろ」と言っている。 ミリエル「・・・・っ!」 ラン『貴方たちは、良くやったほうよ。』 リーナ『まあ、アタシの拳を食らって肉片にならなかった奴は初めてだったけどな。』 ミリエル一人では彼らに対抗できない。 俯いて、下唇を噛み ミリエル「こう・・・・」 降参しようとした時だった。 ツバサ「うん、何か手が濡れてきた!?」 ベリアル『な、何!?』 ラン『う、嘘でしょ!』 リーナ『べ、ベリアルの氷の牢獄が!』 アルチェ『溶けてる・・・・』 ヴァルスを捕らえていた氷の牢獄が真っ赤に染め上がり ヴァルス「ダラッシャア!!」 不死鳥の形をした炎を纏いながら、氷の牢獄から脱出した。
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