学年組別対抗戦 第三章 中

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翼を畳むように折り、回転しながら浮上。そして、スタジアムの天辺に着いた時に畳んでいた翼を広げた。 ヴァルス「・・・・言ったろ。 負ける訳にはいかないって!」 ツバサ「なんて、しぶとい。」 ヴァルス「炎よ、大地を焼け」 なんとヴァルスが詠唱をした。 (ミリエル、逆側で氷の魔法を!) ミリエル「・・・!分かったわ!」 念話によりヴァルスのやりたいことがわかったミリエルも直ぐに風の魔法を使い、ヴァルスとは逆側に移動した。 ミリエル「氷よ、大地を凍てつかせろ」 ミリエルも詠唱を始める。 「海を燃やせ、空を燃やせ、全てを燃やせ」 「海を凍らせ、空を凍らせ、全てを凍らせ」 ツバサ「なにをやる気だ?」 アルチェ『・・・・なんだか嫌な予感するから帰る。』 ツバサ「え?ちょい、アルチェさん!」 後ろを向いてスタジアムから降りようとするアルチェの腰に飛び付くツバサ。 アルチェ『ひゃん!・・・・ツバサ、大胆。』 ラン『ちょっとツバサ!あんた何やってるのよ!!』 リーナ『そうだ!アルチェあたしと代われ!』 ベリアル『こ、この馬鹿もん!!』
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