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カガヤ「あ~、今から試合の説明をするぞ?」
めんどくさそうに頭を掻くカガヤに俺と女は頷く。
カガヤ「いいか。
制限時間はなし。
敗北は、その。」
カガヤは俺と女の胸に点けられた銀で出来た三角形の真ん中に三センチぐらいの大きさがある翠の宝石が入ったピンバッチを指す。
カガヤ「そのダメージコンダンサーが碎けるか、気絶もしくは降参したら負けだ。」
ダメージコンダンサーは通称『傷吸石』と言い
あらゆるダメージを代わりに受けて貰える。
しかし、吸収できるのはダメージだけで
疲労や反動などは吸収出来ない。
カガヤ「言い忘れたがこの闘技場には、観客を守るためのバリアが張ってある。
心置き無くやり合えよ。」
めんどくさそうにぽりぽり頭を掻きながら説明するカガヤにムカついたが抑える。
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