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シエノ「誰が勝ったって?」
ミリエル「なっ!?」
声が炎の中から聞こえた。
シエノはフレイムタワーの中で浮かんでいた。
ミリエル「な、なんで・・・・・!?」
シエノ「残念だったな。」
獰猛な笑みを浮かべる。
シエノ「遥か太古の生物にとって酸素は、猛毒であった。」
ミリエル「こんの!」
炎の中で話すシエノに更に【ファイアーボール】を撃ち込み【フレイムタワー】の威力を上げる。
しかし、シエノのコートが炎の勢いで浮かび上がるだけで燃えはしない。
シエノ「しかし、ミドコンドリアを取り込むことにより
酸素を克服した。」
ミリエル「な、なんで?」
幾つも炎の魔術を撃ち込むミリエルだが、シエノは、喋り続ける。
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