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俺の名前は龍次
某組の構成員だ
今日も事務所当番を終えてこれから若頭の遣いで集金に伴走しなければならない
『さぁ~て行くか、今日は忙しくなりそうだな』
冷えたコーヒーを飲み干しアパートの玄関から出たら入り口の横に段ボールがある。何だこりゃ?俺は迷いもなく箱を開けた。そこには緑色の奇妙な物体が寝息をたてて寝てた。そのわきには説明書が付いていた。それには
『ボテン君、サボテンから造られた知能を持った人工ペットです。貴方の生活に癒しと潤いをどうぞ』
ふ~ん、これが噂の人工ペットか…でも俺はたのんでないぞ…まぁいいか。
俺はその箱をアパートの中に置き集金に出掛けた。
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