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彼、海野和貴は
前勤めていた会社で
テレフォンオペレーターのサブSVだった。
仕事はかなりできたんだけど
何分勤怠が…。
遅刻・当欠当たり前って人だったから。
私は事務担当だけど
何かとオペレーターと絡む事多かった。
でも、彼は中心的人物で
内気な私とは住む世界が違うと思ってた。
いつも周りは華やかで
賑やかな笑い声の中心にいた。
憧れてはいたけど
遠くから見つめているしかできなかった。
前の会社を辞めて
時間とともに忘れられると思っていたのに
こんな形で再会するなんて。
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