5.空回り

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スクーター「俺は邪魔者のようですし、帰りますよ」 またしても車を降りるスクーター。 スクーター「また引き止めないんだ!?」 もう、むつかしすぎるよ、君… その後しばらく上記のやりとりが続きます。 が、今度こそスクーターは本当に帰ってしまいました。 また戻ってくるんじゃないかなってちょっと期待してましたけど、完全に帰ってゆきましたスクーター。 私を一人この場に残して。 バン○ンから離れたこんな見知らぬ土地に。 K子に電話。 K子「今ならまだ間に合うかもよ。戻ってきてってメールしてみろ」 私「でも…」 K子「お前、もうちゃんと自分の気持ち素直に告白してみろよ。スクーターがどうのって言う前に、お前だってちゃんと気持ち伝えたことないんでしょ?」 私「うん…」 K子「メール返信きたらまた電話して」
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