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にやにやが止まらない。
でもここでがっつくのもどうよということで、この場はまた予定が分かり次第連絡という形でひとまず終了。
二人か…
嬉しいけど、初対面で二人きりはちょっと怖いな…
そして合コンの野望…
これじゃA美とY子を裏切ることになってしまうんじゃ…
と見せかけの葛藤に心揺れる振りをしてみる。
見せかけです。
私の心はただひとつ。
スクーターに会ってみたい、それのみです。
数日後
私「今週の土曜日とかどうかな?」
スクーター「いいよ。どこまで来て欲しい?」
私「えっ…そりゃ地元近くまできてくれたら嬉しいけどwいいの?」
スクーター「いいよ、どこ?」
私「○○ってところ」
スクーター「了解。二人で遊ぶの?」
私「二人がいいって言ってたよね?」
スクーター「逆に、二人がいいの?」
ん?
私「まあ、二人がいいな…」
スクーター「最初は2対2で遊ばない?」
アッレーーー???????
スクーター「誰か友達連れてこれる?」
私「ああ…うん…まあ…いいですけど…」
拍子抜け第一弾。
どうでもいいけどスクーターの口癖か知らないけど「逆に」っていうのがいらっとします。
お前が二人がいいって言ったはずだろ…?何故私が断られたみたいな感じに…(くやしい)
まあ会えることに変わりはない。
とりあえず合コン未経験のY子を合コンデビューさせるという名目で、同伴者は決定。
わくわくどきどきしながら一週間を乗り切り、ついに前日、金曜日。
スクーター「明日何時ごろこれそう?」
私「こっちの方まできてくれるんだよね?そっちに時間合わせるよー」
スクーター「え?こっちまでこれない?」
え?
スクーター「○○駅で車で待ち合わせにしよー」
私「ああ…はい…まあ…いいですよ…いいですけどね…」
拍子抜け第二段。
ようやく気づいたけれど。
この男の気まぐれさはひどい。
お前がこっちまでくるって言ったはずだろ…?
もうなんかどうでもいいや。
会えるなら。(駄目人間)
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