彼氏に腋臭を指摘されました。

５.空回り

最悪な心境でした。
Ｙ子はまだマスオと一緒にいるんだなという嫉妬とか
なんで私ひとりこんな思いしなきゃいけないのとか
そういう醜い気持ちでいっぱいになってしまいました。

なのに、また人に助けを求めてしまう私。
今度はＫ子に電話して一部始終を話します。

話しながら、また涙がとまらなくなってしまい、頭がクラクラしたと思ったら
今度はガンガン鈍器で殴られたような痛みに襲われます。
その上人生初の過呼吸にまで襲われ、運転するのは不可能な状態に。

急に冷静になるＫ子。

Ｋ子「お前車止めてしばらく休め。そしておちつけ。いい？おちついて」

私「ゼーハーゼーハー…くるしいよ…っ」

Ｋ子「おちついて、大丈夫、休めば治るから」

私「うん…っ」

Ｋ子「いい？絶対そこで落ち着くまで休んでろよ？」

言われた通り、車を道に寄せ一旦休憩します。
こんな状態になったのは私も初めてだったので混乱しましたが、時間がたつとじょじょに落ち着きを取り戻しました。

そろそろいけるかな、という頃にＹ子から着信。