6.必死

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前回大荒れだった私。 今更感がありますが、この辺りでようやく本当の意味でスクーターに恋してるんだなと確信した気がします。 気がついてしまったら後はもう一直線です。 私の全てがスクーターにロックオンです。 しかし、この時点で既に楽しい片思いライフを送れるはずがないことは確信していました。 たとえ一度だけだとしても、体の関係を持ってしまったという十字架を背負っていますしね。 K子が親身に相談にのってくれました。 K子「正直スクーターはろくでもない男だと私は思うけど、今の鳩子も駄目駄目だと思う」 私「はい、その通りでございます」 K子「まずその全然素直じゃないかわいくないとこ直したほうがいい」 私「はい、おっしゃる通りでございます」 K子「ていうかお前、メールからしてかわいくない」 私「せんせい!かわいいメールの仕方をおしえてください!」 K子「お前これからもうスクーターにメールする時一回一回私にチェックさせろ」 これからの方向性。 もう素直に好き好き全開でいってみよう作戦。 この私にそんなことが出来るのだろうか… 作戦を練りながらもさっそく不安に駆られていると、 今日はもうこないだろうな、と思っていたスクーターからのメールを受信。 題名:無題 本文:昨日泣いてたって聞いたケド、どうしたの?? アレッ?
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