彼氏に腋臭を指摘されました。

６.必死

Ｋ子「お前！どこまでネガティブなんだよ！逆に、こう考えてみろよ！」

――スクーターきっと、マスオに鳩子が泣いてたって話聞いて、心配したんだよ。
鳩子のことが気になって気になって、普段なら１０時前にはオヤスミ☆してしまうというのに、こんな時間（０時直前）にメールしてきたんだよ。

なんという、魔法の言葉。

そうだよね、どうでも良かったらわざわざ聞いてこないよね。
少しでも気にかけてくれるってことに喜ばないと駄目だよね。
ていうか今気づいたんだけど、このスクーターからのメールの前に非通知で着信きてたみたいなんだけど、これってもしかしなくてもスクーターじゃない？
絶対そうだよね。スクーターに決まってるよね。
これ絶対気にしてくれてるんだよね。

今度はにやにやが止まらない私。

Ｋ子「お前、単純だな」

私「それよりなななななんて返事返せばいい！？」

Ｋ子「私にまかせろー☆」

Ｋ子の指導のもと、返信文を練ります。