2.初対面

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そして土曜日当日。 夕方からたっぷり時間をとってK子の協力のもと、Y子と私は気合を入れてめかしこみます。 いつも化粧っ気のないY子も合コンデビューの日ともあって、今日ばかりはまつげバサバサのフルメイクで望みます。 もちろん私もおにゅーの洋服で巻き毛くるくるで気合十分です。 いざ、出発。 K子「がんばれよ。何かあったらすぐ電話しなさいよ。鳩子、ちゃんと地図持った?迷ったら恥ずかしがらず人に聞きなよ?変な奴らだったらすぐ逃げてきなよ?ていうか随時電話で報告しなよ?」 君は私たちのお母さんか。 待ち合わせ場所まで車で30分強。 スクーターから「事故るなよv気をつけてこいよv」という胸きゅんメールにときめきつつ、緊張が高まり妙なテンションになる私とY子。 Y子「ドタキャンされそう…!」 私「それはなぜに?!」 Y子「絶対されるって!影からこっそり外見チェックされてそしてバックレ!」 私「な、なんだって…?!」 Y子「ああ~!!絶対ばっくれられる~!!!きい~!!!!」 私「そしたらどうする!うちら惨めとかそれどころじゃないね!私泣くよ!仁王立ちで!」 Y子「ま、その時は二人でバーミヤンでも行こう」(クール) 私「何故バーミヤン」 不安で胸をいっぱいにさせつつ、あっという間に待ち合わせ場所到着。 私「今着いたってメールするよ…ああ緊張する…」 Y子「その前にトイレ行こう」 私「だ、だよね、とりあえず心を落ち着かせて…」 Y子「いや、もれちゃうから。早く。」 私「あ、普通にトイレ行きたいのね。すいませんでした。行きましょう」
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