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トイレ休憩。
のち、再び車に戻る私たち。
私「ていうか、着いたよってメールしたけど一向に返信くる気配ないのですが」
Y子「まさか…」
私「見られたんじゃね?これ。トイレ行って、車戻るとこ見られたんじゃね?」
Y子「今ロータリーから出てった白いワゴン、2人乗ってた…」
私「まさにそれじゃん!絶対それだよ!まさかの不安的中?!」
Y子「今すぐバーミヤン行こう。さあすぐ。今こそバーミヤンへ」
私「あ、普通にメールきた」
Y子「くそやろう!」
私「今どこ?そこから何が見える?だって。…私の視線はマックにロックオンですよ。マク○ナルドしか見えませんっと…」
Y子「いやいやばれちゃうよう!食いしん坊だって!ばれちゃうよう!」
俺らも今着きました、というメールとともに私の車の前を横切る白いワゴン…
って、やっぱりさっきの車じゃないか!
凝視していると、運転席の男と目が会う。
運転席の男が助手席の男に何かを話す。
助手席の男が降りて、こちらに近づいてくる。
あ、なにか見覚えのある顔立ち…
ついに念願のスクーターとご対面した瞬間です。
続きます。
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