7.第一試練

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食べ終わった途端席を立つスクーター。 それに続く男性陣。 私はここで、はっきりスクーターがキレていると確信。ようやく。 スクーター「お前らカラオケ代出してねーんだからここはお前らが払えよ」 そう言って一人店を出て行くスクーター。 マコトさんとタカシさんはうちらにお金を出させることに少しとまどいがあったみたいで、レジあたりをうろついていましたが、結局何もせずスクーターの後を追って出て行きました。 だんだんとイラついてくる私。 なんなんだよアイツ。 言いたいことあるならはっきり言えばいいじゃん。 どんな理由があるにせよ、勝手に一人暴走して場の雰囲気台無しにして、最悪だな。 タカシさんとマコトさんもだよ。 あいつらみんなスクーターの言いなりかよ。 友達だったらなんとかしろよ。 そしてせっかくきてもらったA美とAYちゃんに嫌な思いをさせてしまったことが申し訳なくて、罪悪感でいっぱいになりました。 私「マジでごめんね…ここの会計、A美たち払わなくていいから」 A美「そんなこと気にしなくていいよ…とにかく、早くここ出よう?」 A美の言うとおり、とにかく店をでてスクーターたちを追います。
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