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スクーター「じゃ、お疲れさん」
私「えっここで解散?」
スクーター「解散。今日はなんかごめんね、じゃーね」
言うだけ言って、さっさとタカシさんの車に乗り込むスクーター。
タカシさんとマコトさんも何も言わず、車に乗り込みました。
そして動き出す車。
なんなの本当に。
なんなんだよこいつら!
怒りが頂点に達してしまった私。
A美「鳩子、いいの…?」
私「知らない。いいよ、もう」
興奮すると自然と涙が出てしまう私。(笑)
涙を見せるのが癪だったので、この場を少し離れました。
すると追いかけてくるように私の前で止まるタカシ車。
泣いてるのなんかバレバレです。
でも、そちらを向くことはできませんでした。
心のどこかで、スクーターがおりてきてくれるんじゃないかって期待もあったのかもしれません。
しばらくの間は止まっていた車ですが、それでも結局走り出して帰っていってしまいました。
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