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それでも車を走らせているうち、だんだんと緊張が解れて、またもやテンションがおかしな方向に傾いていく二人。
なるようになるさ!ていうかもうどうでもいい!どうせどうにもなんないべ!ウヒヒヒヒ!
と、もはやヤケクソ状態。
Y子はことあるごとに現実逃避をし、私はマキ○マムザホ○モンを大音量で大熱唱しながら一人で大爆笑。
この時点で既に喉の調子は限界に達してしまう始末。
(今思えばこの二人の異様な行動、全てスクーター達に見られてたんだなと思うと生きていたくなくなります)
そこでようやく、私は気づく。
ホ○モンのアルバム一枚分全曲流れ終わったよね、今。
↓
時計を確認。
↓
待ち合わせ場所からの走行時間、およそ1時間経過。
直後、スクーターよりメール受信。
題名:無題
本文:迷っちゃった…(涙)
たどり着いた場所は、まったく見知らぬ土地の、小さな小さな古びたカラオケ屋。
(駐車場台数:5台)
Y子「うそつけええええええええ!」
私「ここはどこだああああ!おうち帰れないいいいい!!!!」
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