3.第一印象

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それでも車を走らせているうち、だんだんと緊張が解れて、またもやテンションがおかしな方向に傾いていく二人。 なるようになるさ!ていうかもうどうでもいい!どうせどうにもなんないべ!ウヒヒヒヒ! と、もはやヤケクソ状態。 Y子はことあるごとに現実逃避をし、私はマキ○マムザホ○モンを大音量で大熱唱しながら一人で大爆笑。 この時点で既に喉の調子は限界に達してしまう始末。 (今思えばこの二人の異様な行動、全てスクーター達に見られてたんだなと思うと生きていたくなくなります) そこでようやく、私は気づく。 ホ○モンのアルバム一枚分全曲流れ終わったよね、今。 ↓ 時計を確認。 ↓ 待ち合わせ場所からの走行時間、およそ1時間経過。 直後、スクーターよりメール受信。 題名:無題 本文:迷っちゃった…(涙) たどり着いた場所は、まったく見知らぬ土地の、小さな小さな古びたカラオケ屋。 (駐車場台数:5台) Y子「うそつけええええええええ!」 私「ここはどこだああああ!おうち帰れないいいいい!!!!」
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