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カラオケ屋なんて、どこにでもあるじゃないですか。
どこに入ったって同じじゃないですか。
1時間以上もかけて迷うようなものじゃないじゃないですか。
後日気づいたんですけど…
まんまとやられたんデスネー。
メールで散々もめた、なぜかいつもスクーターが指定する遥か遠い地名。
見事にそこまで誘導されちゃったんデスネー。
Y子「ふざけやがって💢」
私「まじでここどこ…」
Y子「カラオケなんてどこでもいいだろ💢時間の無駄だわ💢💢」
私「!!!…わ、Yちゃん…」
Y子「ふざけやがって!」
私「Yちゃん…窓…開いてるんです…」
Y子の怒号は、窓の外に立つスクーターの耳にばっちり届いちゃいました☆
微妙な面持ちでこちらを見つめるスクーターに「えへへ、今日はよろしくねー❤」などとへらつき誤魔化そうとする私。
とりあえず車から降りて、カラオケ店内へ入ります。
そこでようやく、白ワゴンの運転手、もといスクーターの友達にご対面。
スクーターの友達を見てのY子の一言。
Y子「私、がっかりだよ」
だから…Yちゃん…全部相手に聞こえてるって……
Y子の最強さを目の当たりにした瞬間でした。
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