4.過ち

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マコトさんはあまり歌わない人のようで、今回も前回に引き続き私とスクーターの歌合戦のまま終了となりました。 お会計を済ませ(今回もおごってもらえたラッキー)、今度はバン○ン入り口付近に何故か設置されているスロットで当然のように遊ぶスクーターとマコトさん。 そういえば店員ともやたら仲良しだし、 どんだけバン○ン通ってるのこいつら…。 スクーター「鳩、これで好きなのもらっておいで」 スクーターに手渡されたものは、15点と書かれた紙が入っているがちゃがちゃのボール容器。 なるほど、スロットである程度点数をためると景品がもらえる仕組みのようです。 さっそくレジのお兄さんに報告。 店員「15点なら2等景品と交換だね」 えースクーターたち10分くらいしかスロットやってなかったけど、既に2等ですか。 マジでどんだけ常連客なの…。 景品は、プーさんとミッキーのコップとタオルがセットになったものを貰いました。 本当はでっかいぬいぐるみを狙ってたのですが(一番高額だから)、品切れでした。無念。 でもなんか、まるでスクーターからプレゼントされたみたいでちょっと嬉しくなってしまう私。 なんという安っちい乙女心なんだ私。 景品を手渡されて、にやにやがおさまらない私。 店員「よかったねえ」 私「はい」 店員「大事に持って帰りなねえ」 私「はい」 店員「落として割らないように気をつけてね」 あの、なんですかその小学生相手みたいな態度。 まあ確かにこの年になって景品胸に抱きながらにやにやしてたら頭弱い子だと思われるわな。 スクーター「景品もらってきた?」 私「うん」 スクーター「よかったねえ」 私「うん、ありがとう」 スクーター「落としたら危ないから気をつけるんだよ」 スクーターにまで頭弱い子認定されたようです。
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