1.出会い

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私「ねえ、なんで非通知?悪用されたらやだから?」 スクーター「そんなこと思ってないよ」 私「じゃあなんで?!なんで非通知なの?!なんでなんで?!!」 スクーター「…いやなの?」 私「ぜんぜんいやじゃないです。すいませんでした」 何故か逆らえない… まさか… この男… 私「今からそっちまで行く練習するんだー」 スクーター「まじで?じゃあ今日遊ぶ?」 私「人妻な友達も一緒だから今日はやめとく」 スクーター「じゃあちょっとだけでいいから顔合わせする?」 K子「スクーター実物見たい!ちょっと分かり安いとこ立ってろって言え!」 私「友達が分かりやすい位置に立って待っててだって」 スクーター「…なんで?」 私&K子「顔面チェック」 即行電話を切られてしまいました。 私「やばい、調子のりすぎた」 あわてて冗談だよという謝罪メールを送る。 返信無し。 私「どうしようシカトだー」 K子「つうかさあ、ちょっと思ったことがあるんだけどさあ」 私「実は私も」 私&K子「この男、まさかのドエスじゃね?」 まさか同じことを思っていたなんて。 どのへんでそう思ったのかと聞かれると困るけれど、強いて言えば私がドエムだから(要らぬ告白)、直感で、とかそういう感じですかね。 そしてK子もどがつく程のエスなので、同じにおいがする!と自信満々に言っていました。 K子「エスの気持ちならよく分かるから私にまかせろ。ほんとにごめんね…ってしおらしく謝ってみて。絶対すぐまた電話くるから」 私「ほんとにー?こんなにもシカトなのにー?…送ってみた」 送信後、数秒後になる着信音。 私「まじでまじだ!」 K子「出てみ。絶対めっちゃ優しいから」 私「さっきはごめんなさい…」 スクーター「全然怒ってないよ。早く会いたいなv」 私「(こいつ…やはりまじでまじだ)」 K子「間違いない、こいつはドエスだ」 という感じで、とりあえず電話は和やかに(?)終了。 やっぱり今日は会うのをやめて、後日またということになりました。 そして練習再開! スクーターのために! と、ウキウキの私とそれを面白がるK子。
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