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そしてどうにも腑に落ちないことを言っていました。
スクーター「初めて鳩とメールした時、実は俺じゃないんだよね」
私「え!?」
スクーター「後輩が俺の携帯で出会い系やって、俺の写メ送ったんだよね。俺そういうの苦手だから」
先に言っちゃいますけど、スクーターのこの話、全部嘘なんです。
俺普段は出会い系なんてやんねーよアピールかな?って普通は思いますけど、実はこの嘘には別の理由がありました。
それについてはまた後ほど…2章くらい先で明らかになると思います。
そしてやっぱり今日も狼モードにスイッチが入ってしまうスクーター。
またマフラーぐるぐる巻きで身構える私。
スクーター「今日もこいつ(マフラーのこと)は俺の邪魔をする!」
最初は拒否をすると素直に身を引いていたのですが、だんだんと我慢がきかなくなるスクーター。
スクーター「俺もう我慢できないっす。鳩が好きっす」
私「出会ったばっかでそういうことするのいやです」
スクーター「一回やったら興味なくしちゃう系なの?」
私「いや、それそっちだからww」
私はただ一言を待ちます。
次言われたら素直になるって決めていた言葉。
「付き合おう」という言葉です。
が、あまりのスクーターの迫りようにてんぱって言ってはいけないことを連発する私。
その1。
私「私やったら好きになっちゃいますよ?」
スクーター「過去に付き合ってない人とやってそうなったってこと?」
その2。
私「好きになったら私めっちゃしつこいですよ?」
スクーター「…まあ、逆にしつこくされたいよ」
その3。
私「(やけくそ)やってもいいけどどうなっても知らないよ」
スクーター「どういうこと?しかもやってもいいとか、よくないよそういうの」
なんてこと。
スクーターの方が常識人じゃないか。
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