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極度の緊張と焦りで色々いっぱいいっぱいだった私。
気分が悪くなりフラフラしつつもトイレに向かいました。
トイレはひとつしかないのですが、タッチの差で他の人が私の前に入ります。
どうやらお酒を飲みすぎちゃった方らしく、個室の中から苦しそうなうめき声が聞こえてくる。
これは時間かかりそうだ…と思いつつ、その場で待つ私。
10分経過。
やっとトイレを済ませ、部屋に戻ろうとドアを開けると、ちょうどスクーターが部屋から出ようとしてたみたいで鉢合わせます。
スクーター「鳩、大丈夫なの?」
私「ん?大丈夫だよ~?」
スクーター「ほんとに?辛かったら俺に言えよ?ちょっと外の風一緒にあたりに行く?」
私「ほんとに全然平気だよ~」
何も考えず、スクーターの手を振り解き席に戻る私。
Y子「大丈夫?鳩子が全然もどってこないし、具合悪そうだったってハヤトさんが心配して、ちょうど鳩子の様子見に行こうとしてくれてたところだったんだよ」
私「え…?」
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