124人が本棚に入れています
本棚に追加
朝の激しい戦いは二人とも、お腹が空いたことにより一時休戦となった。
すず「でお前は何食べるんだ?一様子犬用のドッグフードとミルクはあるけど。」
ぽち「はっ何言ってるの今人間なってるじゃん!お前と一緒の飯に決まってるじゃん!」
と強気でいった後。
ぽち「人間の飯なんかやだけどな。」
とぼそっと悪態をついた
すず「お前ってなんだよ?さっき名前教えただろ?ちゃんと言わないと、飯もやらんぞ!」
ぽち「分かったよ、すず飯くれ。」
すず「呼捨てかよ!まぁ良いか子どもだしな、飯食ったら買い物行くぞ、お前の服買わないといかんしな。」
ぽち「そうだな、この服ブカブカだから動きずらいからな。」
そうさすがに裸じゃまずいので、すずがぽちに着せたのは洗濯して、縮んだすずの服なのだが、すずは背が高いほうなので縮んだと言っても、子どものぽちにはブカブカなのだ。
そんなこんなでご飯を食べた二人は、近くの繁華街に来ていた。まぁ道中ぽちがいろいろな物に、興味をしめして、大変だったがまぁこのさいそこは見無かったことにしておく。
ぽち「すげぇなこんなに人いたの見たことないぞ!」
ぽちは子犬なので自分の家の近くしかしらなかった、そしてそのまま捨てられたので、繁華街を行き交う人に興味しんしんだった。
すず「あんまりはしゃぐなよ!隠したしっぽでたら大変なんだからな!」
そうぽちの尻尾はズボンの中に強引に閉まってあるのだ、ちなみにこのズボンもすずのでベルトで強引にずり落ちないようにしている
ぽち「分ってるよ!ったく俺は子どもじゃないんだから。」
すず「お前は子どもだろうが!」
っと言いぽちがいた方を振向くとそこにぽちはいなかった。
すず「ったくあのバカ犬は。」
とすずは悪態をついたがその言葉には心配の思いのが強くこめられていた。
最初のコメントを投稿しよう!