山の社

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結局日が暮れたよ、かあちゃんにおこられるよ きんちゃん 後ろにはりつく牛乳ビンの蓋みたいなメガネの少年がぼやくけど。 きんちゃんは気にしなかった、いっちゃん太い木の枝を見つけては交換して草を掻き分ける、泥まみれのタンクトップに不自然に刈り上げた襟首が妙に男らしかったのを記憶している。
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