第一章『決戦前日』

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魅音「いよいよだね。」 魅音が部活メンバーを前にして少し緊張した声で話した。 圭一「ああ、そうだな。明日ですべてが決まる。」 梨花「鷹野たちの陰謀を阻止できるかは、ボクたちに掛かっているのです。」 沙都子「そうですわ。明日は私の素晴らしいトラップが見事に炸裂しますわよ。」 羽入「雛見沢の興亡この一戦にありなのです。」 それぞれが意気込んでいるなかで、魅音だけは心の中で少し不安になっていた。 魅音『もし圭ちゃんの身に何かあったら、どうしよう・・・』 そんな様子が気になったのか、魅音の双子の妹詩音がこっそり話しかけてきた。詩音「お姉、大丈夫ですか?」 魅音「詩音、大丈夫だよ。私はそんなやわじゃあないから。」 そう言って笑った。明日、最悪の事が起きるとも知らずに・・・
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