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(なんか…おかしくない…?)
先程樹のお尻に触れたことを合図に、男は樹のお尻を必要以上に撫で回してくる。
しかも、徐々に荒くなっている息遣い。
ハァ、ハァ、と興奮したような息が、樹の首に纏わり付く。
(気持ち悪…っ!)
吐き気がする。
怖くて、ブルッと身震いをすると、男の手が樹の股間に伸びてきた。
「や…っ!」
触られそうになり、抵抗をしようとすると、
「おい、お前何してんだ」
凜とした、男らしい声が後ろから聞こえた。
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