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「四百五十八円です」
「…あ」
財布からお金を出そうとすると、二十八円足りないことに気が付いた。
「足りないのか?」
「二十八円…」
三十円くらい、ポケットにでも入っていないかと、ポケットをまさぐってみたが、小銭の気配は全くない。
「貸してやるよ」
「まじ!?ありがとうっ!」
健一郎は自分の財布から十円玉三枚を取り出し、レジに置いた。
「ありがと、健一郎」
「明日返せよー」
「了解です!」
無事お昼ご飯を買うことが出来、一安心したところで、学校に向かった。
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