「覚めない夢」

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真っ白な壁。真っ白な天井。真っ白なカーテン。 …ここは…どこ? 目を開けると回りに誰もいなかった。 …そっか、多分病院だ。さっき誰かが病院へ…って言ってたから…。 枕元にあるボタンを押してナースコールをする。 少しすると、看護婦さんが入ってきた。 「友浜さん、体調はどうですか?」 「大丈夫です。」 「ならいいけど…。友浜さん、3日も眠ってたのよ?」 「…えっ!?」 「なかなか目を覚まさないから心配しちゃった。もう大丈夫?」 「…は、はい…。」 「じゃあお母さんを呼ぶからもう少し寝ていてね。」 「はい。」 …3日も?? …嘘でしょ…? …考えたくない… 私は眠りについた。
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