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次の日。
学校に着いた私は、周囲に違和感を感じた。
何故かはわからないけど、まわりから視線をたくさん感じる…。
特に知らない女子から。
そして目が合うとそらされて、コソコソと内緒話をされる。
……何!?
本当に私何かやらかした?(汗)
「かおる~!!」
すると既に学校に着いていた心ちゃんが、私に気づいて駆け寄ってきた。
「しんちゃ~ん!!」
「薫!!あんた私に報告してないことがあるでしょっ!!」
え?報告?
もしかして…恋の予感のこと!?(笑)
心ちゃん鋭いわ~!!
「実は私ねっ好きなひ…」
「北原君といつから付き合ってたの!?!?」
「へ!?」
心ちゃんは少し怒り気味に、何かの紙切れを私に見せた。
「…なにこれ?(汗)」
紙切れには大きく
『あの北原が女子と下校!?しかも2ケツ!!(笑)』
と書かれており
自転車の二人乗りをしようとしている所の写真が貼られていた。
写真に写ってるのは…
紛れもなく
「わたし!?!?」
「薫ってば北原君のこと全然興味ないとか言って…付き合ってる事、親友の私にも言えなかったの!?」
「……」
「ちょっと聞いてんの!?薫!!」
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