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(よりによって引き継ぎも無い訳?…っうか初日くらい来るのが当たり前じゃないの?!)
とりあえず休憩室で着替え、店内の電気を付けて中へ…
懐かしい連絡ノート♪…!…そうだ!もしかしたら連絡ノートに書いてあるかも…。
あたしが連絡ノートを開くと中には………真っ白なページが(笑)
………マジでこの状態で仕事しろって?…副店長って何するかも知らないこの状態で?!
「あ!青居ちゃん♪おひさー♪…またよろしくね♪」
藤原君がそう言った後で、あたしの顔を見て苦笑した。
「どうしたの?何かめちゃめちゃ機嫌悪くない?…俺、まだ遅刻じゃないよ?」
「はぁ…。…藤原君の事じゃないよ。神谷店長って…連絡ノート書くのが嫌いなの?それともあたしに嫌がらせしたい訳?それとも数回しか会ってないのに、嫌がらせされるくらい嫌われてんの?」
まくし立てるあたしに藤原君は一言。
「え?大丈夫だって♪気に入られてるんだよ♪」
気に入られてる~?…どこをどう見れば気に入られてるように見える訳?
原稿用紙100枚書いて持って来たって分からんわっ!!!
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