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綾の家族が来て2時間近く経って要約、医師が出てきた。
「綾、綾はどうなっんですか先生!」
「最善を尽くしましたが残念ながら娘さんは…」
「そ、そんな…嘘ですよね先生?」
「…………………」
俺はその瞬間訳も分からずただ声を挙げて泣いた全てを否定するようにただただ泣いた。
「あの…これを綾さんが…」
「これって…」
「ずっと握りしめていたんです」
それは綾と初めてデートした時にずっと一緒にという思いを込めて買ったリングだった。
それを受け取った時にまた大泣きした…声が枯れるまでずっと…
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