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次は瑞華だ
「んと、タイトルは……『これで彼はあなたの物!簡単男のおとし方』……」
なんだそれはっ!?
つか、よくあったなそんな本
「……瑞華。そのっなんだ、好きな奴でもできたのか?」
まさかな、瑞華はいつも俺達といるからないと思うが
「ええ、とっても大好きなの」
どこのどいつだ!瑞華をたぶらかしているのはぁ!!
お父さんはゆるさんぞ!?
「そっそうか、まぁ頑張れよ。応援はするからな」
今すぐ追求したいがここは堪える
瑞華が惚れるのだからきっといい奴なんだろう
まぁ、瑞華を泣かしたら問答無用で潰すんだけどな
「……鈍感」
「――んっ?何か言ったか?」
「なんでもない」
ちょっと気になるが、まぁいいか
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