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「ねぇ遊ぼうよ!」
あの時と変わらぬ笑顔と台詞で彼女達に話しかける瞳
彼女達はいきなりの登場に戸惑っているようだ
「遠慮することはないよ、ほら遊ぼう」
ちょっとした先輩として手を差し延べる
こちらに害はないと思ったのか
二人は遠慮がちに俺の手を取った
「私は崎瑞華」
「……瑞美」
二人は碧と黒のオッドアイ
瑞華が右が碧く、瑞美は左が碧かった
「私は河瀬瞳」
「山川空夜だよろしくな」
こうして四人で遊びだしたのだった
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