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「……そうなんだ」
「はい」
「それで、何か良い案見つかった?」
「…それ、本人を前にして言えると思いますか?」
「思わないけど…一応尋ねてみた」
「意地悪ですね…」
「そうかな?」
「はい、そう思います」
「そう。でもたまにしかしないよ」
「たまにでも、勘弁して下さいよ」
「…やだ」
「お嬢~」
と雪が情けない声を出した時に
「おはようございます」と声が聞こえたので、振り返って見ると守が立っていた。
「おはよう守」
「おはようございますお嬢」
「おう、おはよう守」
「おはようございます組長」
「「守さん、おはようございます」」
「おう、おはよう雪・翼」「おはようございます守さん!」
「おはよう、関・渡」
守は一通り挨拶をすると席に就いた
「珍しいですね、守さんが一番最後に降りてくるなんて」
と渡が聞いた
「あぁ、まぁな…」
「つーかいつも一番遅くに降りてくるお前に言われたくないだろよ。ねぇ、守さん?」と翼が突っ込みながら尋ねられた守は
「まぁ…そうだな」
と一言。それを聞いた渡は「そんなぁー」と一人嘆いていた
「でも、確かに珍しいですね。守さんが一番遅いなんて」と関が言ってきた
「そうか?」
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