手紙

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「じゃあ、お嬢行きましょうか?」 「いつも通り安全運転でね」 「わかってますって」 そう言うと、渡は車を発進させた 「行ったな」 「ええ」 「さてと、私はそろそろ部屋に戻ります。組長何かありましたら呼んで下さい」「わかった」 「それでは、失礼します」「あぁ」 そういうと守は自分の部屋へ戻った 「組長、今日のご予定ですが…よろしいでしょうか?」と雪が尋ねてきた 「あぁ」 「今日の組長のご予定は…ありません!ゆっくり休んで下さい」 「そうなのか?」 「はい。守さんが全ての業務を終わらせてしまったようなので…」 「そうか…守に礼を言わないとな」 「そうですね」 「それでは私達もこれで失礼します」 「あぁ、わかった」 「何かありましたら呼んで下さい」 「あぁ」 そう言うと雪と翼も自分の部屋に戻っていった (予定が無かったら暇だな…何して時間潰すかな…ゆっくりするか) そう思い、自分の部屋に戻った 部屋に着いた途端、翼に声をかけられた 「雪」 「何だ?」 「今日本当に組長、予定入って無かったのか?」 「…あぁ」 「お前、まさかとは思うが…組長に嘘ついたのか?」「…そうだ」 「何で、何でそんな事すんだよ!」
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