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新「そんなこと、
言って良いのか？」
咲「えっ･･･んふっ」
口答えすれば
性暴力か咬むようなキスだけ
咲「に、や･･･」
新「柩･･･」
柩なんて言わないで
俺に柩を重ねないで･･･
咲「にぃや･･･」
新「ん？」
咲「俺の好きな人わかる？」
新「え？瑠樺さんだろ？」
は･･･？なんで瑠樺さん？
咲「なんで？」
新「だっていつも
瑠樺さん見てるじゃん」
もしかして･･･新弥を
見てるのを隣に居る
瑠樺さんを見てると
思ってんの？
咲「違うよ」
新「え、じゃあ誰？」
新弥は俺の目を見て言う
咲「･･･っ」
伝えたい、伝えたい
『新弥が好きだよ』って
咲「･･･誰でもいいじゃん」
新「なんだよ」
ｷｭって抱き寄せられる
咲「な･･･に？」
新「だき枕」
咲「はぁっ!?」
新「つべこべ言わず寝ろ」
ポンポンって
頭撫でられて
寝そう･･･
てか俺絶対顔真っ赤だよ！
なんで分かんないんだろ･･･
新弥鈍いもんね
うん、知ってる･･･
俺は新弥の背中に
腕を回して
気持ちを伝えられないまま眠りに落ちた
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