気になるあいつ

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一時間目は自己紹介をする事になり、緊張しすぎて頭が混乱し『私は、ぇぇーと美由紀でーす』思わず名前だけいってしまいクラスじゅうの笑いであふれた。 私はホッとして席に座った。 『ぇぇー黒崎…』 口走った瞬間、一人の男子が先生の胸ぐらをつかんだ、すごく眉間にシワを寄せ 『黒崎さんを、呼び捨てすんなぁー』 っと叫んだ 周りの男子も先生にガンとばし先生は腰が抜けたみたいにストーンとおちた そんなスゴい人なんだ、そんな事を思った。そのとき、 ガラガラっと後ろのドアが開く音にクラス全員振り返った…そこには見覚えある顔つきが!? 黒い髪、黒いワイシャツ、金の十字架。 あたしはすぐにあいつだとわかった。 ものすごいパニックったしかも私の後ろだった。 最悪だしとても恥ずかしい気持ちになった 後ろから耳もとに囁いた『よう、今朝は妄想しながらきたのか』 振り返った瞬間顔つきがニヤニヤとしていた クラスにキズかれないように小さな声で言った 『妄想なんかしてないわよ!!』っと言ってやった 話がしたかったら、屋上にこい強制的にな…っと書いてある紙を私のポケットにいれ教室を出ていった。
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