双子

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振り返った瞬間…口と鼻をハンカチでふさがれ 目の前が真っ暗になり意識がなくなってしまった。 目を覚ますと蛍光灯の光が薄く光、私は隣のうるさい雑音で目がさめた 『ここは…どこ?』 体を起こそうとするが 足が動かない状態でだがなんとか上半身だけ起こせるようになった。 耳をすましてみると、足音が隣りから聞こえ そして、奥のドアがひらいた 『お嬢さん、起きたんかい』 受験発表の日 東京の夜に私を襲った男たちの一人だった…。 『ここはどこなの』 男はニヤニヤしているだけで何も言わない 奥のほうから一人男が入ってきた 『おい…もうここはいい下がれ』 『はい』 っと言い奥のドアをしめた どうみても、 見覚えの ある顔つきだった でも、すこしだけ雰囲気がちがかった。 金の髪、白いワイシャツ銀色十字架 『黒崎彪夏?』 男はその言葉に、ピクリと反応したが、黙ったままだった。 男は私に近づいてあごを掴んだ。 『痛い!!』 ものすごい力で引っ張って男の顔が鼻がつくぐらい近くにもってがれた。 そして、男の口がひらいた。 『よぅ、美由紀ちゃん 』 『!!?』 やはり、見間違えじゃなくあの男なの!? でも、全然雰囲気ちがうし、っと思った。甘い香りがただよう、 匂いにひかれてボーっとしていると、 男の顔がだんだん近くなり、kissしそうになったが、私は顔面にヘディングをかました。 かんいっぱつだった 『いってぇ……』 私はとっさに逃げようとして奥のドアを開こうとするが…鍵があかなかった。 男が私の後ろに周り 何かの薬をすわされた瞬間…体が痺れうごけなくなった。
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