始まり。

6/6
前へ
/9ページ
次へ
それから色々な子がついてくれて内勤さんが僕達のテーブルに来た。 「本日はご来店ありがとうございます。 今までついた子で気に入った子が居たら場内入れませんか?」 そう聞かれて僕は迷わずレイくんを指名。 だってあんなに話しやすい子初めてだったんだもの。 千鶴も気に入った子が居たみたいで2人とも場内を入れることに。 しばらくするとレイくんが戻ってきた。 まさか場内が入るとは思わなかったらしく凄く驚いていたなぁ。 「え?俺遅刻したけど本当に良いの?」 うん、そんな君が良くなきゃ場内指名なんてしません。 少し話してからアドレス交換をする事に。 赤外線しながらもお話はしてますよ。 「俺さぁ、バンドやってるんだけどパート何やってると思う?」 そう聞かれて思わずレイくんをガン見。 意表をついてドラムかな? でもベースも似合いそうだし・・・・・・。 ・・・ここは無難にギターにしておこうかな、うん。 こんな感じでたっぷり数分考えました。 「う~ん、ギターとか?」 と言うか何故選択肢からボーカルが綺麗さっぱり抜け落ちていたのかは、謎。 「そっかー、ギターかぁ。 残念、外れ! 俺ドラムやってるんだよね」 ・・・何故素直にドラムと言わなかったんだ自分。 楽しく話してたらいつの間にやら時間がきてしまったのでお会計。 もちろん送り指名はレイくん。 立ち上がって一緒に歩いたら何とまぁ、彼意外と背が高いの。 178くらいかな?と勝手な目測をしながらその日はお別れしました。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加