登校

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朋也「お~い、春原起きろ~。」 春原「ん、んん。」 「なんだよ岡崎、こんな朝早く。」 朋也「外で可愛い女の子が待ってるぞ。」 春原「マジかよ!」 「い~やっほ~。」 よしよし。 うまくかかったな。 朋也「ちょっと待てそのまま行くのか!」 春原はまだ起きたばっかりなのでパジャマのままだ。 春原「なんだよ、女の子が愛の告白しに来てるのに待たせるのかよ。」 愛の告白?なんのことを言ってるんだ。 まあいいか。 これを使って外に出せれば。 朋也「待たせるのは悪いが身だしなみは大事だぞ。」 「最初の印象が大事だからな。」 春原「それもそうだな。」 あんまり時間が無いので急がせるか。 朋也「待ってもらってるんだから時間をかけるなよ。」 春原「わかってるよ。」 結局、数分で着替え終わったな。 朋也「春原、これも持って。」 カバンを渡す。 春原「なんでカバンがいるんだ?」 朋也「いいから持っていけ、なにがあってもはなすなよ。」 春原「よく分からないけど分かったよ。」 さて、俺は少し遠くで見てるか。 面白い事が起こるだろうからな。 春原「お待たせしました!」 智代「誰もお前など待ってぞ。」 春原「なんで智代が居るんだよ!」 智代「なんでって…」 春原「まあいいや、今日こそお前に勝つ!」 智代「なんでこうなるんだ。」
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