登校

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春原「来ないならこっちから行くぞ!」 いつものように正面から智代に向かって行く。 力の差は目に見えているのによくやるな。 まあ、俺としては面白いからいいんだけど。 智代「仕方ない。」 智代はいつでも春原を蹴れる体制になって居た。 春原「うぉ~!」 自ら智代の間合いに入って行く。 智代「ふん。」 ドンドンドンドン 春原「あれ?」 いつの間にか、智代に蹴り上げられていたからだろうか、気の抜けた声が聞こえてきた。 さて、そろそろ智代の所まで行くか。 智代「…………。」 無言で春原を蹴りまくって居る。 春原「お花畑が見える。」 何か言ったか。 智代「そろそろ終わりにするか。」 ラストは 朋也「智代、最後は校門前に向けてだ。」 せっかく起こしに来たんだからな。 ここに置いて行くと意味が無い。 智代「分かった。」 ドンドン、ドン! 春原が高く上がった。 智代「ラスト!」 ベキッ! なんか嫌な音がしたな。 まあ大丈夫か。 見事に校門前めがけて飛んで行く。 智代「ふぅ~。」 朋也「お疲れ~。」
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