エピローグ

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 ママは、愛娘にこっそりと耳打ちをした。    イブという名の三番目の人影は、目を丸くした。   「二人だけで、なにをコソコソ話してるんだい?」   「ママとイブ二人だけのヒ・ミ・ツ♪ じゃ、イブいってらっしゃい」   「はい、いってきます!」    イブは、大きく手を振り最愛の両親に別れをつげた。    別れ際に母が娘に託した奥義が、この物語の全ての始まりだった……
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