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「あの～、すいませ～ん」
蚊の鳴くような声で挨拶をする
当然4人は気がつかない
「俺は本気で怒ったぞ!!俺の真の力を見せてやる」
「何度やっても無駄なことです。……ん？」
どうやら、新庄が私に気付いたらしい
今がチャンス!!
「あの～」
「君、そこは邪魔になる。どこかに座ってなさい」
…話を遮られた。しかも側には、座るための椅子がない!!
どうしようもないので、すぐ横の壁にもたれることにした
「…!!!!ふふふふ。新庄、俺は今、最強のカードを手に入れた」
「凄い!!それはジョーカーですか？」
「!?!?」
凄い!!確かに江藤と呼ばれる人物が引いたのはジョーカーだ
これは、強がっていた江藤に大きなダメージを与えただろう
「な、なぜそれが!?」
「お忘れですか？僕は過去が見えるんですよ」
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