スタンドバイミー

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頭の中がパニックになりそうだったが、必死に冷静になろうとした。 そのお陰だろうか、少し落ち着いた。 「初めまして。いきなりの登場でパニクる気持ちも分かるけど、ちょっと落ち着いて聞いて欲しいの。」 目の前の女の子はそう言った。 雪のように白い肌。 くりんとした大きい瞳。 赤みがかった金色の髪。 よく見ると、結構可愛い。 だが、背中から羽が生えている。 …………最近の衣装は精巧に出来てるな。 「私は天使。貴方をエクソシストにするためにやって来たわ。」
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