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その笑顔に勇司の心は惹かれた。サキコの緊張も解れて会話が弾む。
最初の緊張がウソのように二人は長い時間話していた。
『思ってた通りの人やった😃』
『何が?』
『勇司くんっていつも恐い顔してるけど絶対優しい人やと思ってた。でもこんなに面白いと思えへんかった🎵』
『俺もサキコとこんなに話が合うとは思えへんかった⤴』
ずっと前から知ってるような錯覚をおこすように会話が弾む。
『サキコ、俺と付き合ってくれや』
『ぁりがとう、ホントは私が言わないといけないのに勇司くん、優しいね🎵』
『いや、話してるうちにサキコの事が本気で好きになった。』
サキコの瞼にうっすら涙が浮かぶ。
二人の永いドラマの始まりだった。
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