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いつものように会社から帰宅し一息ついた。
ポストを開くと一つの封筒。
なぜだかとても嫌な予感がした。
僕がその封筒を開くと一枚の手紙。
【ゲームのお誘い】
貴方の秘密があります。
もしも貴方がこの誘いを断る場合は、貴方の生活は終焉を迎えます
秘密の内容は貴方の過去について、少年期貴方は養子として我衆院家に引き取られ、兄と姉に玩具のように扱われた。
その生活を脱するために12の夏、我衆院家より失踪しました。
身寄りのない貴方は泥水をすすり、窃盗、脅迫、強盗、経歴詐称、全てに証拠があります
もしこのお誘いに貴方が応じなかった場合には貴方の関係する事件すべてを公表します。
明日午後10時に中央病院に一人で来てください。お待ちしています。
我衆院龍牙
「っ兄さん・・・」
差出人が兄さんとあればどうやら嘘でもなさそうだ、向かわなければその時には・・・
そこで僕は思考することをやめた、昔のことを思い出すと胸の奥から熱い何かがこみ上げてくる。
そして僕は指定どおりの時間に中央病院を訪れた。
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