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長門「ふにゅ…そうじゃなくて…声おっきいのが…ちょっとビックリしちゃって…クスン」
キョン「わ、悪かったな。驚かすつもりは無かったんだが…」
長門「うぅ~…、うぇ~ん…」
キョン「な、泣かないでくれよ。…ほら(ナデナデ)」
長門「…ふぇ?」
キョン「や、えっと…妹がさ、怖い時に頭撫でてもらったり、手繋いでもらったりしたら落ち着くって昔言ってたから…、い、嫌なら直ぐ手離すからな」
長門「…ううん、そんな事ない。だんだん落ち着いてきた…」
キョン「そっか、良かった…、ならもう手離しても大丈夫だな…(スッ)」
長門「あ…!」
キョン「ん? どうした?」
長門「ま…まだ、ちょっと不安かも…」
キョン「そうか、ならもう一度…(ソッ)」
長門「あ、えっと…、頭撫でてくれるのも嬉しい…けど、違う事の方が…」
キョン「違う事? ああ、手を繋ぐ方が良いのか。それじゃ…(ソッ)」
長門「や、そっちも良いけど………あの」
キョン「ん? 何だ? 俺に出来る事なら何でも言ってくれ」
長門「………!(ポフッ)」
キョン「なっ、長門!? いきなり何抱きついて…!」
長門「…ちょっとの間、こうしてくれてたら…その…、嬉しい…から…、お願い。ちょっとだけでいいから、抱っこしてて…」
キョン「え、あ、おぉ…、分かった…」
長門「……ありがと」
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