実験。俺と長門と奇跡の対面

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キョン「で? 一体何が起こったんだ?(ピュウピュウ)」 消失長門「きょ、キョンくん。何か血が結構な勢いでピュウピュウ出てるんだけど…、大丈夫…なの?」 キョン「フゥ、確かにジャンルが【お笑い・ギャグ】じゃなかったら危なかったな。普通の小説なら死んでてもおかしくない」 消失長門「うん、普通の小説なら死んでないとおかしいと思うけど…」 キョン「とにかく! 俺の身体の事は一先ず置いといて、何で【消失】の長門いるのか説明してもらおうか。長門」 消失長門「ふぇっ!? 何!?」 キョン「いや、長門じゃなくてこっちの長門なんだが…、うーん、少しややこしいな…」 長門「提案。私を呼ぶときは私にキスをすればいいと思う」 キョン「うん、却下な。んー、呼び方でも変えるか。長門」 消失長門「………。(キョンくん格好良いな…、も一回抱っこして欲しいな…)」 キョン「あのー? 長門さーん? 聞いてる?」 消失長門「りぇっ!? う、うん! ききき聞いてたよ!?」 キョン「ん? おお…、そうか、じゃあこっちの…【消失】の長門を呼ぶときは『有希』で、そっちの…いつもの長門を呼ぶときは『長門』にしよう」 長門「!!?」 消失長門「ゆ…、有希…(ポッ)」 長門「異議あり!」 キョン「? 何だ長門、トイレか?」 長門「違う。何故私は『長門』で【消失】の方は『有希』なのか、理由を教えてほしい」
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