1204人が本棚に入れています
本棚に追加
/55ページ
大輝の思いも察して、私は子供の事を了解した
避妊なしのセックスが毎日続く
でも彼のセックスにはちゃんとした愛情もあった
それは夫婦だからよくわかる
私は本当になんの問題もない生活をしているのだ
夫に愛され、子供を望まれ、仕事もさせてもらえてる
なんの不満もないのに…
子供を作る事に怯えてる自分がいる。でも何を怯えているのか漠然としない自分が、時々どうしようもなく嫌になる
仕事をしながらふと思う…子供ができたとして今の仕事を辞めても私は別に悔いる気持ちもない
ただパソコンに向かって数字やらを打ち込んだりする単純な作業を、私はなんとなく気にいってる
だったら家でパソコンでネット遊びしたらいいじゃない…そうじゃないの…何かが違うの…
私は毎日こんな考えを頭の中で巡らせて、仕事を終える
最初のコメントを投稿しよう！